【手紙】　太陽　No.186　1978年

特集・手紙　/平凡社

◆恋人への手紙
北村透谷から石坂ミナへ
谷崎潤一郎から根津松子へ
高村光太郎から智恵子へ
斉藤茂吉から永井ふさ子へ
尾崎士郎から古賀清子へ
堀辰雄から加藤多恵へ　　他

・恋文について　…吉行淳之介

◆家族への手紙
幸徳秋水から妻へ
尾崎秀実から妻・娘へ
中原中也から母へ
川端康成から娘へ
宮本百合子から夫へ
円谷幸吉から家族へ
金子光晴から孫娘へ　　他

・その照れ臭さについて　…串田孫一

◆知人への手紙
正岡子規から夏目漱石へ
石川啄木から高田治作へ
萩原朔太郎から高橋元吉へ
谷崎潤一郎から佐藤春夫へ
太宰治から川端康成へ
柳家金語楼から大石順教へ　　他

・のぞき見の快感　…井上ひさし

◆遺書
二葉亭四迷から母・妻へ
森鴎外から息子へ
宮澤賢治から父母へ
菊池寛から芥川龍之介へ
田中英光から家族その他へ
円谷幸吉から自衛隊上司へ　　他

・円谷の実、三島の虚　…野坂昭如

◆壇一雄の書斎から発見された未発表書簡・四十枚全文（原文のまま）